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ぱすてぃ

Author:ぱすてぃ
百合が好きでポケモンを好む、文章を書く人です。
好みのゲームは任天堂系/テイルズはじめRPG全般/デモンズ・ダークソウルなど。
百合は小説漫画といろいろ。百合文も書きたいです。

【ドラクエ10】
ぱすてぃ [MY795-653]

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ポケットパスタ・ゲーム記
ゲームのプレイ日記を書きたい分だけ書くブログです。3DS「RPGツクールフェス」で『かけらのメガルエ』を第1回コンテストに投稿中。
白衣性愛情依存症(Switch版) 全EDクリア感想!

百合ノベルゲーム、白衣性愛情依存症!


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 今回は、わたし的には珍しいジャンル!
 そう、ノベルゲームです!

 ということで、今回は「白衣性愛情依存症」をSwitch版で遊びました!
 「キラ☆ふわ看護学生アドベンチャーゲーム」という触れ込みで、登場人物は主人公含めてみんな女の子のガールズラブの物語になっています。

 そんな百合ゲームの本作、初出のVITA版は2015年なんですが、今年の5月になって突如としてSwitchに参入!
 さらに通常4800円のところが半額の2400円になるセール(現在は終了)を引っ提げて登場したので、その勢いに飲まれるようにeshopでポチっていました。
 それからしばらく未プレイ状態だったんですが、いい頃合いだったので先日からプレイしてきました!

 無事に全種類のエンディングを見てプレイが完了したので、つらつら感想いきたいと思います!
 一応、フルにネタバレを含んでのお話になります!


舞台は看護学校、世界は百合百合


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 本作の舞台は、看護師を目指す人が通う看護学校!
 主人公たちは看護学校の学生として、看護師としての知識と技術を学ぶ日々を送ります。
 学生ながら、命を扱う看護の世界では厳しい姿勢が求められます。

 ただ、メインで展開される学校生活の部分はわたしが予想していたよりも少し緩めな雰囲気でした!
 結構コメディチックに展開する話も多く、やってて胃が重くなるような感覚はあまりなかったです。
 一方で実際の病院を体験する「病院実習」のシーンはシビアな展開が待ち受けていて、張り詰めるような緊張感に満ちていました。

 個人的に、特段看護や病院といったテーマに惹かれて本作を選んだというわけではなく、あんまり緊張感がキツすぎる作風だとちょっと苦手かなと思っていたので、本作の雰囲気はちょうどいい塩梅でした! 
 前作にあたる「白衣性恋愛症候群」という作品は主人公が現場に出ている新人看護師で、もっと仕事・看護のシビアな内容を前面に押し出しているらしいんですが、たぶんわたし的には本作「白愛」のほうが合っている気がします。

 
 また世界観そのものの描き方として、ほぼ完全に女性しか登場しない、というのも大きな特徴だと思います!
 メインやサブが全員女性なのはもちろん、モブもみんな女性、海で主人公をナンパしようと絡んでくるのもギャルという徹底した女性世界っぷり。
 女性同士の恋愛や結婚、出産も一般化されていて、物語中に「女の子同士なのに」という概念は一切登場しません。
 個人的にはまあここまでやらなくてもいいんじゃ! とは思いましたけど、作風に合ってないことはないと思うのでそこまで違和感などはありませんでした。


キラ☆ふわの権化、主人公あすか


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 ゲーム全体のほどよいゆるさを醸し出す大きな要因は、なんといっても主人公の「大幸あすか」!
 特徴は、とにかくふわふわなこと!
 自他ともに認めるポンコツっぷりで、自分に甘く、あんまり目的とかなく生きてきて、全体的に思考がゆるい!
 そんなあすかの一人称を地の文としてストーリーが展開していくので、物語全体がだいぶふんわりとした雰囲気になっています。


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 一方であすかの妹の「大幸なお」は、正反対の超しっかり者タイプ。でもってお姉ちゃんに超甘い!
 なおがいなければ学校生活が成り立たないレベルで、この姉妹関係もまた非常にふわっふわです。

 というわけで主人公あすかは、ふわっふわのポンコツで妹がいなくちゃ何もできない女の子。

 でも一方で、ひたすら素直でまっすぐな一面も持ち合わせています。
 そしてゲームが進むにつれて、主人公らしい行動力のある面もだんだんと明らかになっていきます。

 個人的には、あすかはかなり好きなキャラクターでした!
 元々こういう素直で緩めの主人公は好きですし、あすかのフィルターを通しているからほどよい塩梅で看護学校の舞台を見ることができている感があって、視点が置かれるキャラクターとして適切な設定になっているように感じました。

 なにより、元が緩いぶん物語が展開したときの心の動きが魅力的でした! 
 思い切った決断、繊細な心の揺れ、恋愛に落ちたときの一途さ、いずれの面でもあすかの変化に惹かれることが多く、感情移入するのはもちろん、それ以上に俯瞰的に応援したくなるキャラクターだと思いました。
 主人公であると同時にひとりのヒロインでもあると言えるほどキャラがしっかりしているのが、わたし的には好きな作りだと感じました。


後半は意外な流れに


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 ぎゃーーーーーーー!!!?

 ってなりましたリアルに!
 ある程度話が進んできたかな、と思ったときに、衝撃のシーンが!


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 そしてストーリーには、現実世界にはない不思議な「力」の存在も介入してきます。
 というより後半は看護よりもこうしたファンタジー要素がメインになってきて、わたしが当初思っていたような看護学校の学びをメインとしたストーリーとは結構違う雰囲気の展開になっていきました!


初回、まさかのエンディング!


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 不思議な力の存在が示唆されたりする中、特に解決はないまま物語の時間軸は看護学校の1年の秋から加速。
 2年の梅雨を経て一気に2年の秋に移ったと思ったら、あすかが入学時から漠然と探し求めていた将来の目標のようなものの象徴、「星」を見失った気がしてると口にしました。


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 って終わったーーーーー!!!!!??!
 なんと上のセリフの後、即タイトルバック! エンディングもなにもなしに! いやいやいやいやいや!
 
 どうやらわたし、初回プレイではどのキャラクターのルートにも入らない共通ルートで最後まで行ったみたいです! 水着誰が似合ってるかってくだりで「わたし」とか選ぶから!
 ノベルゲームは数えることしか遊んだことがないので、最初もう意味がわからなくて頭ぐるぐる状態でした! 何を! 何をすればええねんここから!

 攻略とかは見たくなかったので自力でなんとかしようと思って、それからもう一度はじめから遊んで選択肢を選び直してどうにかヒロインの1人、さくやをメインにした新展開が! 
 なんのことはなくて、簡単な選択肢でさくやのルートに入っただけのことだったんですけど、それすらわたしにはちょっと新鮮な流れでした。わたし思った以上にノベルゲーム疎すぎる疑惑!

 それでようやく要素の埋め方を把握して、そこからは各キャラクターのルートを攻略していきました。
 
 共通→さくやいつきかえでなお という順番で、各キャラクターともグッドとバッド2種のエンドを見てから次のキャラに行く形でEDを見ていきました!


それぞれの甘々いちゃいちゃ、幸福のグッドエンド


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 グッドエンドは各ヒロインとも、基本的に甘くて幸せな内容!
 あすかが男前な部分を垣間見せながら、けれどしっかり女の子としてがんばった結果が返ってくる感じがどれも好きでした。

 個人的には、グッドの中では最初に見たさくやのグッドエンドが特に印象に残ったかなと思います!
 さくやときょうこの設定は色々とそんなんアリかいなって感じのファンタジーで、さらにグッドのオチも輪をかけたファンタジーで、ほとんどご都合主義……なんですけど、本編から大きく人間関係が変化した上での幸せ感というのが面白かったです。

 いつきグッドも結構好きで、いつきの王子様感てんこ盛りのラブコメな雰囲気はとても気に入ってます。
 かえでグッドも他のキャラとは一線を画した番外編の正統派百合漫画特化みたいなストーリーで、単品の百合ストーリーとして見たときの王道感が好きです。あすかが一番可愛いのがかえでルートだと思います!


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 なおグッドは一番最後に見たエンド。なおルートが各要素がほどよく登場しつつの話なので、最後に見るには一番バランスが良かったかなという感じがしました。最後のこのちゅーもまさに本作の王道の締めくくりって感じですてき!
 
 ただ個人的に、あすかとなおは開始当初の関係の雰囲気がとても気に入っていたので、EDでの関係はそこからさらに魅力的……までは行かなかったかなと感じました。
 なおの正体を探っていくなおルートのメイン部分はとてもワクワクドキドキしたんですけど、正体とか行動の動機がわりとあっさりしていたので、そんなに心が動かなかったというか! 実は本当に実の姉妹で……とかのがちょっと面白かったかも!


 あとは、全ての謎を一度に解決するルートがないので、それぞれのエンドでそれぞれにしこりが残っているのがちょっと気になりました!
 さくやエンドだときょうこが包丁で刺した話の真相がスルーされたり、いつきエンドだときょうことさくやの詳しい関係がスルーされたり、なお以外のエンドだとなおの正体がスルーされたり……と、それ放置したままでええんか! っていう状態で終わるものがそれぞれのエンドに残るので、幸せな光景を手放しで喜べないというか。
 特にさくやはそのままだと遠からず死んでしまう(はず)ので、さくやルート以外はどうしてもさくやのことが気になってしまったりしました。そっちはそっちで解決できててほしい!

 とはいえ、グッドエンドはどれもひとまずは丸く収まって、めでたしめでたしの内容です。


これぞ愛情依存症! 戦慄のバッドエンド!


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 一方で!
 各キャラのバッドエンド、これが……!

 わたしが各ルートエンドで最初に見たのが、さくやのバッドエンドでした。
 美しい画に反して非常に悲しくてあすかの心情もいかばかりかという内容ではありつつ、その前の展開から含めてこれもひとつの物語の終わり方だと感じました。
 あすかがさくやをさくやとしか見れなかった時、主人公としてはダメなんですけど、すごい人間臭さみたいなのを感じて感情移入できてしまったんですよね。

 とはいえ、この時はまだまだED分岐の仕様を分かってなかったこともあり、さくやに関してはこのバッドエンドが普通のエンディングなのかなと勘違いもするような内容だったんですが……。

 他のキャラのバッドエンドを見ていくたびに、わたし、衝撃! そして、戦慄!
 キラ☆ふわな絵柄からは想像も付かない、クレイジーでサイコな結末が待ち受けていました……!


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 いつきバッドエンドは、口にするのも……あっ口にするってそういう意味じゃなくて……
 てかこれあの状況からこうはならない!! 流石にあすか病みすぎのやつ!!
 

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 なおのバッドは初回でそこまでの選択肢を当ててグッド分岐フラグを立てていながら、まさかの最後の選択肢でミスるという流れで見ることになりました。甘かった!
 なおがあすかにしたことへの罪悪感から肉体的な苦しみを覚えるようになってしまって、それを和らげるために「傷つける」ことを見出したという流れでこんな感じに! 薬の副作用に苦しむ的な話かと思ったらなんやこれは!
 なおちゃんの絵の身体部分がちょっと微妙な出来なのが残念なシーン……なんですけど、こんな爛れた生活をしているせいで体系が崩れたみたいな想像もできてしまってそれすら効果的に感じてしまったり! なんなんやこれは!


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 かえでのバッドエンドは幸せそう!
 他のエンドが設定のクレイジーさで攻めているとすれば、こちらは人間関係のクレイジーさが持ち味!
 まさに爛れきった関係になったあすかとかえでの姿が、他のエンドに比べて設定的にはまだリアリティがあるぶん、ずんと重く響きました。
 このエンドはとにかくかえで先生が怖すぎる! あすかのようにバッドエンドで急激に狂わなくてもこういうことができそうな感じがまさに小悪魔!

 いずれにせよ、バッドエンドはどれも非常に強烈で、ノベルゲームの分岐とかそういう概念がはっきり馴染んでいないわたしにはグッドエンド以上に印象に残るものもありました。
 なにより、あすかが静かに狂っている様子がどれも凄い! 天真爛漫な主人公が一見ふつうなままおかしくなっているという演出が非常に凝っていて、これが真に迫るものを醸し出しています。なおバッドのあと一歩でやりすぎになる声の演技とかすごい!


軽くまとめ


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 というわけで、白衣性愛情依存症、すべてのエンディングを見てプレイを完了しました!
 個人的に手を出しやすいスイッチというプラットフォームで遊べる百合ゲームという部分で購入したところが大きかったんですけど、遊んでみて想像していたよりも自分の好みに合う作風で、繊細な心情を描く物語を存分に楽しむことができました。
 後半のメインに据えられるファンタジー要素は設定の練り込みも含めて今一歩という感じはしましたが、女の子同士の心情を展開していくための舞台装置として捉えればいいのかなと!

 バッドエンドの強烈っぷりはもちろんなんですが、それを抜きにしてもしっかりと深い部分まで女の子同士の恋愛の心情を描いていて、そういうところがガールズラブをメインにした物語としてとても魅力的だったと感じます。かえでルートの付き合ってからが本番みたいなところとかすごく好きでした!
 主人公のあすかの、恋愛に敏感すぎるわけでもないんだけれど決して鈍いわけでもないあたりの絶妙なラインも好きです! というかあれはみんなあすかに惚れるでしょうそりゃ!

 ボリュームがある方なのかどうかは分からないですが、今回の2400円という価格で遊ぶには十分な内容でした。
 なにより続きが気になって、各キャラごとのルートはそれぞれぶっ続けで遊びきってしまったので、充実感のあるプレイができたと思います。

 ちなみに今回、Switchの携帯モードですべてプレイしました。やっぱ手軽!
 山場のシーンなんかはTVでやるのもいいなと思っていたんですけど一気にずるずると! あっでも今なおちゃんのバッドエンドTVに映してみたら結構すごいですこれ

 それでは、今日はこのへんで。これも一応スイッチのDLゲーのくくりになりますけど、本当に今年はそんな年! でもそのうちまたパッケージタイトル遊びたくなる流れも来ると思います!


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桜Trick 1・2巻 感想!

 久々に漫画の感想でも! 今回読んだのは「桜Trick」の1、2巻です。


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 1巻発売はもう1年以上前で、少し前にようやく作品の存在を知った次第です。
 3巻の発売が近い(10/26)のでそれを待ってからまとめて買おうかなと思っていたのですが、立ち寄った本屋さんで見かけ、表紙を見たらもうレジへ向かわずにはいられませんでした。

 そして買ってよかったー! というか今まで放置していたのが不覚すぎましたよ!
 4コマ形式の連続で進んでいくきらら系漫画によくあるタイプなのですが、とにっかく百合! 濃い百合! 深い百合! ガチな百合っ!
 メイン題材に据えられているのがキスで、主役格の春香と優というキャラ(を中心とした女の子たち)がことあるごとにキスを重ねる、ものすごーく明確な百合描写が散りばめられている作品です。個人的にそうした濃い目の百合描写が含まれる作品のほうがかなり好きなので、その点でまず好みにばっちり。

 それでもって、全体を貫く雰囲気はあくまで明るい日常ものである、というのも本作の魅力です。女の子同士の関係に終始するんじゃなくて、ちゃんとコメディとして笑えるギャグ多めの作りになっていて、一部言動が百合方面にぶっ壊れているところを含みで随所で笑わせてもらいました。テンポがいいので、ちょっとした息抜きに読むのにも適している感じ。もちろん初回は2巻ぶち抜き読みでしたけど。

 キャラクターもなかなか魅力的。
 主人公的な立ち位置の春香(画像中心の→)は、基本は平均的かつそつの少ない女の子なんですが、優のことが大好きで、彼女が絡むと常識的な部分がゆるやかにふっ飛びはじめるという感じのキャラ。ヒロイン大好き+それをボケ的に前面に押し出してくるという人物像はすごく個人的な好みの主人公像にぴったり合っていて、新たな回を迎えるごとに今回は春香が何をやらかしてくれるんだろうという期待がありました。
 とにもかくにも、優が絡んだときのナチュラルに頭おかしい感じがとてもすてき。優と試験勉強していて「じゃ 問題出すからキスしたら答えて?」とかここに至るまでの前振りはかなり長いんですがそれでも初読時何度か冷静に反芻しました。

 ヒロインの優(画像中心の←)は「天真爛漫」と紹介されていて、その通りに奔放な可愛らしさを持った女の子。一方で押しの強い春香に対して一歩引くような一面も持ち合わせていて、結構ぷすっと怒ってみせることも多かったりします。けれどその怒り方もかわいらしく、もちろん春香のことは大好きなので、ふとしたところで春香に甘えたりキスをせがんだり。そこが超かわいい!
 入学式前を描いた1巻の冒頭だと春香のほうが新生活に不安を抱いており、それを優が諭すという関係が見られるのですが、実際に本編が始まると面倒見のいい春香となにかと面倒をみられる優という関係が多い印象です。このへんの差異には少し疑問も生ずるのですが、このシーンも優が一方的にしっかり者として描かれているというわけではありませんし、なにより本編の関係が二人の魅力を強く引き出しているので、本編は現在の関係でよかったな、と思うところです。


 ともあれ、この春香と優を中心としたお話になっているのが本作。
 注目すべきは、2巻までの時点ではこの二人ははっきりと互いを「恋人」として認識しているわけではない、という点かなと思いました。ことあるごとにキスを重ねているのにもかかわらず。
 もともとキスをしたのは、高校に入学して優が他の子たちと仲良くしていることに寂しさを感じた春香に、優が二人で、他の女の子たちとはしない特別なことをしよう、と提案したのがきっかけ(キスの発案は春香)。あくまで「特別な友達」のしるしとしてのキス、で始まっているんですよね。もちろんこの関係は百合作品には多く見られる要素だと思うのですが、本作がキスを主軸に置いた作品であることから、よりそうした関係がはっきりと浮かんできやすいかなという印象を受けました。

 キスや相手大好き描写がふんだんに盛り込まれながらも、周囲には基本的に「春香と優は仲のいい友達」として通っていて、二人がキスをしているという事実はこの段階では他のキャラに知られていないというのも注目点。ギャグ風味の作風を貫きつつも、二人の互いへの恋愛感情や周囲の周知度を抑えることによって、春香と優の関係の魅力に、ひそやかさという大事な要素が与えられいるという感じですね。
 現状この「特別な友達」止まりなのにキスを交わすという関係も素敵ですし、ここからお互いを明確に恋人として意識していく段階に踏み込んでいくところもまた大変面白いと思うので、今後にも色々期待が持てます。このへんの関係は定番で、「GIRL FRIENDS」が超代表作って感じですが、桜trickがその焼き直しであるという感じは全然しませんし(展開など色々違いますし)、なんだかんだでうまーくそのバランスを保ちつつ話としても面白い作品って中々ありませんし、そもそも何回見たっていいものだと!

 
 そうした春香と優の関係のバランスを構築している周囲。それを構成している脇キャラも大事な要素ですね。人数としては5人~くらい登場してきます。
 個人的に、ゆず(画像右上)というキャラが結構ツボです。性格は勝ち気、ポジションとしてはツッコミ役で、登場人物中ではかなりの常識人。とにかくもギャグにおけるツッコミ要員として大好きです。全体的に受難気味なところがとてもすてき!
 それと、ゆずは女の子同士でのキス、恋愛関係といったものに対して、ありえないでしょー、的な否定的スタンスを取っているというのもポイント。春香と優の関係に対する一種のカウンター要素になっていて、こうしたゆずの感覚が上記した「秘密の、特別な友達」の関係を保つ一要素になっていますね。
 といってもゆずはギャグで大いに活躍したり、本人のさばさばした性格が前面に押し出されていたり、百合描写に対して疎かったりという部分が揃っているので、女の子同士の恋愛関係に否定的、というゆずがわずらわしく感じられることはほぼ無いんじゃないかと思います。本人もじわじわと楓(画像右)とフラグ発生してきてますしね……。


 百合漫画の基本を抑えつつ濃いキス描写を織り込み、それでいてギャグとして面白いという、ナイスバランスな漫画だと思いました。評判に間違いなし! 今さらになって追いついた感じですが、ぜひ今後はしっかり追っていきたいですね。

 というか来期からのアニメ版期待してます! 早く3ヶ月経たないかな!
 作品自体をアニメ化決定済みという情報と同時に知ったので、「大好きなあの作品がアニメに!」という感動こそ味わえなかったのですが(もったいなさすぎる!)、春香たちが動いてるところが見れると思うとテンションだだ上がりしかしてこないですね!
 キスシーンが多くてどう転んでもガチ百合不可避なので受ける層狭いんじゃないかなという気がしますが、それでも原作の良さをばっちり再現してほしいところですね。2巻の終盤の年越し電話百合キスとかしっかりやってくれたらもう死にます。あらためていい意味で頭おかしいですね。

====

 それでは、今日はこのへんで。百合姫コミックスはそれなりに見た上で好きなのそこそこ買ってるんですが、実はきららコミックス系は結構疎かったりします。女の子のお話だけど百合まで行かない、という感じの作品が多い印象で、なかなか探し当てるところまで行けてないというか。桜Trick的なコメディ+濃い百合ないい作品何かありますかね!


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コミック百合姫 2012年9月号 感想!

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 1日遅れましたが買って来ました!
 いつもは日課報告にまぜて軽く感想書いてるだけなのですが、気分が乗ったので個別記事にしてみます。
 本文は追記で!

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第百九十七話「百合本リストアッパー!」
 
 ちょいとご無沙汰していたからばれさんの「コトノネイロ」を覗かせていただいたら、ご自分の百合本棚公開! という素晴らしすぎる記事を作っておられまして。
 これは、うん、ちょっと勝手にパクらせていただくしかないなと。からばれさん、ごめんなさい。そしてありがとうございます。

 ってなわけで、ややご無沙汰気味の更新で、かなりご無沙汰だった話数を進めて、ものすごくご無沙汰していた百合カテゴリ、やらせていただこうと思います。
 とりあえず、本棚の百合コーナーにある本を片っ端からリストアップしていこうと思います。ウス異本はまぁいいかな……。

===============

○小説:物件少ない……からこそ、探すのは燃えるものです。

▼ライトノベル
・バニラ(アサウラ:スーパーダッシュ文庫)
・紫色のクオリア(うえお久光:電撃文庫)
・あまがみエメンタール(瑞智士記:一迅社文庫)
・あかね色シンフォニア(瑞智士記:一迅社文庫)
・幽霊列車とこんぺい糖(木ノ歌詠:富士見ミステリー文庫)
・ストロベリー・パニック!<1~2>(公野櫻子:電撃文庫)
・みすてぃっく・あい(一柳凪:ガガガ文庫)
・どろぼうの名人(中里十:ガガガ文庫)
・どろぼうの名人 いたいけな主人(中里十:ガガガ文庫)
・君が僕を<1~4>(中里十:ガガガ文庫)
・塔の町、あたしたちの街<1~2>(扇智史:ファミ通文庫)
・ナハトイェーガー(涼元悠一:GA文庫)
・カラミティナイト オルタナティブ(高瀬彼方:GA文庫)
・ワイルドブーケ<1~2>(駒尾真子:一迅社文庫アイリス)
・384,403km あなたを月にさらったら(向坂氷緒:ティアラ文庫)
・乙女革命アヤメの!<1~3>(志茂文彦:MF文庫J)
・やってきたよ、ドルイドさん!<1~3>(志瑞祐:MF文庫J)
・ウィッチマズルカ<1~2>(水口敬文:スニーカー文庫)
・天槍の下のバシレイス<1~2>(伊都工平:電撃文庫)
・刹那~その時彼女が願ったこと~(山下卓:ファミ通文庫)
・落花流水(秋月ひろ:芳文社KR文庫)
・なりゆき! しゅがあ☆くらふと(あきさかあさひ:メガミ文庫)
・Pipit!!(和智正喜:MF文庫J)
・彼女は眼鏡HOLIC(上栖綴人:HJ文庫)
・でびるbox あくまで姉妹!(あおしまたかし:電撃文庫)
・リンスの冒険大変記(鳳翔伶:青心社)
・愛百合女学院へようこそ!(成田空子:ティアラ文庫)
・マリア様がみてる<1~まぁ大体全部>(今野緒雪:集英社コバルト文庫)

冊数:39冊+マリみて

 ……百合度でオススメなのは「バニラ」「いたいけな主人」「あまがみエメンタール」あたりですかね。話のクオリティなら「紫色のクオリア」は一押しです。ギャグなら「ドルイドさん」のテンポが素敵。エロなら約40万kmなタイトルでどうぞ。「バシレイス」はガンパレっぽい舞台で非百合で読んでも面白いです。続刊欲しいよ症候群に罹りますが。 それにしてもマリみてはいつメインストーリーが再開するんでしょうか。


▼一般文芸

・ありふれた風景画(あさのあつこ:文春文庫)
・雨の塔(宮木あや子)
・荊の城<上・下>(サラ・ウォーターズ:創元推理文庫)
・白い薔薇の淵まで(中山可穂:集英社文庫)
・感情教育(中山可穂:講談社文庫)
・ミシン<1~2>(嶽本野ばら:小学館)

冊数:8冊

 ……百合度で言えば「ありふれた風景画」がオススメ。ただし処女厨発狂(ry あとは閉鎖空間的な百合なら「雨の塔」はいい感じ。今年集英社文庫に落ちたかと。この作者は百合姫で小説連載中なのでご存知の方も多いと思います。ここには入れませんでしたが、同じ宮木あや子の「花宵道中」は連作短編で、その中の一つに凄くいい百合話があります。
 でもって、「荊の城」はこのミス1位に選ばれたこともあるくらい、百合(もばっちりですが)以上に話のレベルが高い作品。百合好きでなくてもオススメしたいくらいです。
 「白い薔薇の淵まで」「感情教育」は、百合小説というかレズビアン小説、と呼ばれるタイプの作品。萌え方向から百合に入っている人にはあんましオススメできません。私もそういうタイプですが。
 「ミシン」は、昭和初期の吉屋信子の少女小説「わすれなぐさ」などの新装版(?)に解説を書いている人の作品。独自の「乙女」観が語られています。設定がなかなかファンキー入ってますが、ストーリー自体はわりとオーソドックスな百合ものと言えるかな?
 どうでもいいですが「百合小説 一般」でググると2番目にこのブログが出ますねこれ。誰ググですけど。


○漫画:ガンガン増えてきてますね。新作をまったく追えない……。
※歯抜けが非常に多いと思うので、集めきれていない作品は≪≫で巻数を括ります。

▼百合姫コミックス

・極上ドロップス<1~3>(三国ハヂメ)
・半熟女子<1~2>(森島明子)
・楽園の条件(森島明子)
・初恋姉妹<1~3>(東雲水生)
・カシオペア・ドルチェ≪1~2≫(高木信考)
・百合姫wildlose≪1~5≫(アンソロジー)
・乙女ケーキ(タカハシマコ)
・ハニーカルテット(所ケメコ)
・Sweet Peach!≪1≫(水野 透子+千手 ちゆ)
・かわいいあなた(乙ひより)
・オトメキカングレーテル≪1≫(すどうかおる)
・アオイシロ―青い城の円舞曲―(江戸屋ぽち)
・むげんのみなもに≪1≫(高崎ゆう)
・さよならフォークロア(かずまこを)
・純水アドレッセンス(かずまこを)
・Voiceful(ナヲコ)
・ことのはの巫女とことだまの魔女と(藤枝雅)
・飴色紅茶館歓談<1>(藤枝雅)
・ハニークラッシュ≪1≫(椿あす)
・Girls Love(アンソロジー)

(百合姫本誌は新生3月号から購読中)

冊数:29冊


 ……とりあえず森島明子、三国ハヂメあたりは鉄板。藤枝雅作品もすごい好きです。まだ百合を知らなかったころに『ティンクルセイバーNOVA』を買ってめちゃ気に入ってたんですが、その頃から何か感ずるものがあったのかもしれません。
 あと、この前完結した「むげんのみなもに」が個人的にはかなり好き。まず後半から入って、完結後に1巻を買って補完したんですが、絵柄といい設定といいシリアスさといい、他の百合姫掲載作品にはない魅力を感じます。
 ……見る人が見れば分かると思いますが、たぶん貧弱なラインナップです。慢性的金欠ゆえ、ほとんどの作品をブックオフとK-BOOKS(後者は本当に救世主。315円とかザラです)に頼っていまして、きっと新しいものに弱いはず。あと、新生以前の百合姫がどんなだったかも全然知らないんですよねー。
 あとはまぁ、現行本誌で見れる作品は買うこともないかな……と。「百合男子」はそれでも欲しいですけどね。
 そういえば、森永みるくの「くちびるためいきさくらいろ」も百合姫でしたっけ。ブックオフではほぼ見つからず、尼でもプレミア付いてる作品。内容も良いらしいです。からばれさんはお持ちだとか。……ウオアア(ry


▼それ以外
・GIRL FRIENDS<1~5>(森永みるく:アクションコミックス)
・最後の制服≪1~2≫(袴田めら:まんがタイムきららコミックス)
・COMICリリィ≪1≫(アンソロジー:RICE RIVER COMICS)
・ブルーフレンド<1~2>(えばんふみ:りぼんマスコットコミックス)
・ささめきこと≪1~3≫(いけだたかし:MFコミックス アライブシリーズ)
・ストロベリー・パニック!<1~2>(たくみなむち:電撃コミックス)
・青い花≪1・2・4・5≫(志村貴子:F×COMICS)
・プアプアLIPS≪1≫(後藤 羽矢子:バンブー・コミックス)
・ひらり、≪1≫(アンソロジー)
・いおの様ファナティクス<1~2>(藤枝雅:電撃コミックス)
・こいごころ(月石:ヤングコミックコミックス)
・だいすきっ ~ひかるとさくら~(月石:ヤングコミックコミックス)
・マリア様がみてる<1~9>(長沢智:マーガレットコミックス)
・つぼみ≪1~7≫(アンソロジー:まんがタイムきららコミックス)
・少女セクト<1~2>(玄鉄絢:メガストアコミックス)
・野ばらの森の乙女たち≪1≫(白沢まりも:講談社コミックスなかよし)

冊数:45冊

 ……まぁガールフレンズはもう言わずもがな。百合に興味示した相手にはとりあえずこれぶつけとけば外れません。青い花はアニメはちゃんと見たんですが、コミックスがスカスカで情けないところ。
 「つぼみ」を7巻までしか拾えてないあたりで金欠っぷりが露呈しています。お金さえあったらコレもひらり、もばっちり揃えたいですが……。
 りぼんとなかよしにそれぞれ掲載されて話題を呼んだ「ブルーフレンド」と「野ばら~」ですが、個人的オススメは後者。ブルフレはちょっといじめ要素とかが強く、キャラ描写もあんまり好きになれませんでした。とか言いながら野ばら2巻買ってないですが。今度本屋行ったら速攻入手してきます。
 


 とまぁ、だいたいこんな感じでございます。漫画未収集度高すぎワロタですね。
 それにしても、小説は新しいものがなかなか出てきませんねえ……。百合小説スレを久々に見に行ったりしたんですが、数ヶ月前とほとんど状況が変わっていなくてさみしくなりました。今電撃で続いてる「アイドライジング!」ってのがそのスレでは高評価なので、いずれ手を出してみてもいいかなとは思っています。

 百合小説に関しては、ネットにあるものや同人誌界隈にもっと手を伸ばしていく必要があるかなぁと思いますね。ぶっちゃけた話、評判のいいネット小説に触れるのって、ちょっと物怖じしちゃうんですが、気が向いたらそういう高評価作品を探ってみようかなぁと。
 同人といえば、来月のGLF6ですね。とりあえずダークソウルを買うだけのお金は確保しておいて、あとは…………いや、やっぱりブッ込みすぎには気をつけます。

 おすすめは端々に上げたとおりですが、それ以外にもいい作品はいろいろあります。あらすじとかを調べて、合いそうな作品に触れてみるのがいいかなぁと。
 あえて「これから百合作品に触れる」という初心者な人に小説と漫画で1つずつオススメを挙げるとすれば、小説は「バニラ」、漫画は「ガールフレンズ」ですかね。どちらも間口が広く、読みやすい作品だと思います。

 百合カテゴリを作ってたまーに個別感想とか書いてたのは良かったんですが、既に所持している作品を含めて全体的な話をしたことが無かったので、今回はいい機会をもらえました。さすが百合男子からばれさんはやることが違います。


 それでは、今日はこのへんで。とあるチャットで「ぱすてぃさんは百合と言えば友達以上恋人未満あたりが好みですか?」というようなことを聞かれて速攻で「いえ、私は恋人派です」って答えたんですが、(キリッ って付けたくなる返しですねコレ。

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第百四十二話「『紫色のクオリア』感想!」
 ふう、久々に(いや、ガチでひっさびさに)ワザ描写を更新しましたねえ。ホライゾンの影響で川上臭が相変わらず漏れてますがまあそれでいい。

 今日は『紫色のクオリア』を読みました。これはいい百合ラノベ、そしてSFラノベ。

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 表紙裏の紹介文の「“少し不思議な”日常系ストーリー」というあおりが全力で裏切られていてビビりました。最初は確かにそんな感じですが、展開ものっすごいですね。こういう、主人公の立ち位置がどんどん様変わりしていく話ってけっこう好きです。ガクちゃんの修羅っぷりとかいいなぁ、と。
 それと、主人公の動機の強さというのは、やはり行動の説得力を持たせるためにはすごい重要なんだということも再認識。ヒロイン(目的)のためなら、他人や自分の人間性を犠牲にしてまででも、あらゆる手段を講じる。ガクちゃんのそういう姿は、今後書くかもしれない何かのお話のどこかのキャラに宿らせたいなぁって思います。

 あと、修羅ってる主人公とサブヒロインの恋愛もなんか好みです。『いたいけな主人』の……名前失念しましたが、あのメイドの子みたいな感じの。そのポジションにいるアリスさんも個人的にはおいしいポジションだなあって思いますね。裏返ったり揺らいだりする感情がたまらない。

 作品の核であるSF要素――シュレディンガーの猫・量子論・並行世界・多世界解釈・フェルマーの原理などなどの用語はかなり頻出しますが、しっかり説明が入るので私のようなSF素人でも大丈夫。ただまぁシュタゲやってたおかげで理解しやすかったのは確か。展開も、わりと。

 あの展開でありながら、最後的な収束によってもたらされるのは日常だというあたり、実はしっかりと「日常系ストーリー」やっているのかもですね。深いなぁ。

 比率としては展開>百合という感じで受けましたが、どちらも楽しめました。
 しかし加則くんぱねぇっすね、存在感とか台詞数に対する嫁独占率はラノベでも屈指じゃないでしょうか彼。つーかなんのためにいた。
 そういや最近の電撃折込チラシで漫画版の宣伝があった気がします。買わなくては。……と思ったら連載開始しているだけでまだ単行本になってない? ともかく、絵師が原作と同じなので超期待です。画像化をどーすんのか気になるシーンが盛りだくさんですしね。

 
 こっからは余談ですが、今日、本を「覚えようとせず3回読む」という方法をとある人から聞きました。
 小説でもなんでも、読んでその知識なり表現なりを「いいなぁ、覚えて使いたいなぁ」と思う。そういうときは、記憶に留めようと思わずに繰り返して読むことで、自分の中に取り込める、と。字面をそのまま記憶しようとしても、それって結局忘れちゃうんですよね。いや、そこで忘れていいわけです。忘れて忘れてを繰り返すうちに、習得と相成ると。単語の暗記とか、そういう風にやりますもんね。
 最近読んだ「公募ガイド」では、表現だけでなく思想を取り込み、得ていくことが創作においては必要、なんて声も聞きました。字面ではなく文章そのものを自分のものとしていただくこの読み返しの行為は、思想の習得ということにもつながりそうですね。
 とりあえず、百合小説をもう2回ずつ読み直したくなりました。小説の再読ってあんましやらないので、どうなるのか楽しみでもあります。クオリアも解釈できる部分とか盛りだくさんなので、再読しがいがありそうですね。

 それでは、今日はこのへんで。ふむ、作業時間さんによればリンク引っ張りとか含めてこれで約50分ですか。体感もうちょっと掛かってる気がするのはまさに気のせいでしょうか。



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